わしお丸16.6年目釣行記(令和5年6月)
2023年(令和5年)6月17日 競争
鷲尾山から土佐湾
梅雨明け間近
そしてイサギシーズン
シーズンは毎年この頃である
今日は絶好の海況と空模様
「だが、例年とは違う点..」 え?
仕掛けを入れるとすぐツッキューン、はて、何が違う?
「いるんだよ、奴らが」 ..ヤツか!?
でかいんか?「わしお丸、何とかしてくれよ!」
やっつけるったってなあ
穏やかな海だが、
人食い級がおる
奴らのいるところは
邪魔されて試合にならない
こりゃあシシ肉エサに、ワイヤーとロープとフロートで仕掛け
「食ったらウインチで巻き上げ..」
「モリで仕留める」
「獲ったらテツボシ500人前にして食ってやってよ」
などと次の作戦を考え中
「そこのボート、ライフジャケットなしの者は..」
「全員フカのえさの刑じゃぁ!」「そんなあ〜」
ライフジャケット有りでも落水の時点でフカのエサになりそう
漁も恐くなったもんです、くわばらくわばら
フカのおこぼれに、
ありつけるシアワセ?w
強食競争の
開幕上等


2023年(令和5年)7月6日 復り
梅雨明け切らぬ土佐湾
午後から出撃
ルアーで勝負
長年やってると、
夏の炎天下にエサはちょっと..
また、新港に大型客船
「ニイ好!わしお丸」 外国からようこそ!
大型客船の足が回復
して感じる去ったコロナ渦
「しかしエサ釣り減ったな!わしお丸」 小アジサバイワシが減ったからな
「暑いからってヘタレてないか?」 それもある
もう昔のように肉体的耐久性がないことを自覚してるし、
昔のような食い意地も失せたが
漂う藻類 こんなのを見つけては..
ちょんちょん
おまん誰や?
新種じゃないかえ?
「おまえがわしお丸か」 なんだ、はげやんのチビか
その縞模様は
「フカさんのいじめにあったわしお丸」 高級イシダイちゃんじゃない
その模様は
「あのわしお丸がこんなことしてる」 高級イギガキダイさんも、
み〜んなまとめてカラアゲ..「えー、エー!?」
なんてことはせん! 「わーい、ワーイ」
早く大きくなって魚礁のヌシになりよ
釣り針に掛かっちゃだめだよ、約束だよ
わしお丸以外のね
「竿は湿り気味だったようじゃの、わしお丸」 あれだけでOK、きちっと料理するで
「高知の観光地におじゃまするよ」 ごゆっくり
長かったコロナ渦
しかし、以前のように
再び訪れてくれた
主のいなくなった魚礁にも
藻類とともに移ってきてくれるお魚たち、か、
今回は特に
よく味わって食べるわしお丸


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