釣行記(わしお丸7.9年目) このページの内容は釣りの好きな方向けです

h26.7.20 カバ焼き
AMだけ出撃
梅雨も明けキビシイ暑さになった
暑い時期を夏バテなしで乗り切るにはやっぱりウナギ
よっしゃ今日はカバ焼きの材料を沖に狩りに行くぜよ
仁淀川でウナギ漁をしゆう広i氏に負けっぱなしじゃあいかんき..
けんど海でカバ焼きの材料?
「はい」 キミは?
「焼き網の上でおどるやつ」 ..?
それは海賊焼き あんたカバ焼き知っちゅう?蒲焼き
... 淡泊な白身にあま〜いタレをからめたらどうなるか気になる けんどキモはどうする?
「まるくて中にタコさんがいるおいしい..」
それはたこ焼き きょうのはカ・バ・ヤ・キ
あんたわざわざ今日釣れいじゃちかまんに.. のっこみのときにおいで
..やっぱりウナギに匹敵する脂が乗ったクセのあるヤツがいい
「はぁい」 こんどは?
「お肉を鍋でぐつぐつ..」
それはすき焼き わしお丸も大好き うんうん
..まてよ、ヒラメのムニエルがカバ焼き.. 
考え事をしていると、いきなりハモノ竿に強烈な突っ込み
そして長〜いやり取り 
「まった〜っ」
「オレ豚玉」
それはお好み焼き アオリイカでやると最高 ..じゃのうて、
メーター級ぜよ
カバ焼き何人前やる気? 締め具に手が伸びず..再び海へ
平穏が戻った これでいい
..脂の乗ったカマ 照り焼きをカバ焼きに..も、気になる
しかし終始ウツボを狙ってやったが来ず
「What?」
普段釣れてほしいエモノがあがってくる しかし今日の狙いの外道
「このキバがしかと聴いた」 こ、怖〜
時間となり納竿 
どうカバ焼きにするか
「ムニエルをカバ焼きに」するで調理
5枚におろす
エンガワも丁寧に..
フライパンで焦げ目を付け
そしてあま〜いタレ
をからめて熱々のご飯にのせ、山椒をきざみ散らす
残りはお刺身にした

H26.07.2s 2回分
今日は冒険 昨夜は海図と天気図を念入りにチェック

今までわしお丸が一度も足を踏み入れたことのない水深のある海域にむかう
水深70m まだまだ
水深100m 陸から9マイル、約15km まだまだ
やがて振り返っても全く陸地が見えなくなり方向はコンパスでしかわからず
帰る方向に何も見えず 周囲360°見渡す限り海 ..なんだか寂しく..
「ばあ〜」 うわぁっ
「びびってやんの」 じゃかあしい
陸が見えないとはいえDocomoのケータイは電波インジケーター3本フルさすが
わしお丸は無線機搭載 145MHz、430MHzの20Wで通話できるようにしてあるのが心強い
やがて海鳥のいるところで海面にベイトの波紋 水深は130m 中層にちらほら反応
機関停止 ドテラながしで 電動サビキ仕掛けに100号オモリを付け沈める
風は西風だがプロッタでは西に進んでいる 潮流はかなりの下り潮のようである
投入すると自重なのだが恐ろしい速度で沈んでゆく が、
50mを超えた辺りでガクガクのあと沈降停止 エモノはウルメ、サバ 2投目以降ほぼ同じ
底、中層でウルメ放置でハモノを待ってみたがこず
凪で静かだったが、船尾方向でにわかにザブザブ..
イルカも漁に来ている
場所を岩礁に場所替え
仕掛けを胴突き仕掛けにして先ほどの鯖をさばきタンザクにすると
まあ、いい色
「今日の燃料、1回で2回!?」 (爆)
「そんで楠永分は0回」 今日は調査やき
「釣果は1回で2回分つか?」 はい
たまーに来よ
時計回りにおろし生姜、ウルメ、ガシラミノ、アヤメ、ワサビ、シメサバ
ガシラミノは胃袋を開いてぬめりを包丁でこそげ、ゆでて冷やし刻んだ
沖のウルメは味がいい
味のレベルは2回分
ガシラのグリル
次はスルメイカか!? また行きたいレベルも2回分!?
いやいや.. 踏み入れてはならない領域に入ってしもうたかも..

H26.07.27 酷暑
最高気温36℃予報 こんな日はサッサと釣ってサッサともどらんといかん
ちんたらしよったら熱中症で倒れる
サッサと出港 サッサと沖出し
この時点ですでに汗だらだら
「おい、いっしょに泳ごうぜ」 たのむきこらえて
容赦ない日射 デッキの上はフライパン状態
「ビーチで砂遊びせん?」 帰らして〜
晩のおかず分があがったところで納竿 実釣3時間程
今日の釣行は罰ゲーム、修行のたぐい
種崎海水浴場 こっちがよかったかも
時計回りに、はげ刺し、はげ皮、ベラ皮、ベラ刺し、はげキモ
はげ皮は薄皮をゆがいて冷やし水けを切り適当に切ったもの
ベラ刺しはマゴチに似てあまい
ロマンII スターングレー みやき丸 嵐丸

h26.8.4 どこ?
わしお丸は
中国の大河にいます
見よ!とうとうと流れる黄金色の水
「うそゆうな」
ばれましたか..
長雨で運動不足やったきジョギングしよったがよ..

h26.08.10 悪夢
悪い夢を見た
その日..
強い台風11号が襲来するので、先日船体を仁井田ボートパークへ避難させていた
台風は前日夜中に猛威をふるった 夜中に自宅に打ち付ける豪雨と強風で時々目が覚めた
翌日台風が過ぎ、避難していた仁井田から船体を戻すこととした
妻に自家用車で送迎してもらう途中、回送先の様子を確認するため一旦下車し防潮堤の階段をあがる
港は

大事になっていた
回送は中止 一旦、自宅に戻り妻を下ろし、はやる気をおさえつつ仁井田へむかう
到着後、台風前に係留した正常に浮いている船影を見つけ一安心 しかし..
近づくと後部のオーニングが不自然にヒラヒラ..
そばまで来るとなんとファスナーが全開 閉めちょったのになんで? 強風の仕業か
見事にコンソールが水洗いされて.. あ〜あ無線機も水洗い これは再起不能かモ
よーく見て思い返すといろいろ吹き飛ばされて無くなっているのに気づく
物入れのフタがなぜかなくなっている まさか風で飛散?
のぞくと中にバスタブのごとく水がたまっちゅう バケツで水替え実施 最悪は転覆やったぜよ
周囲を見るとオーニングがズタズタの船、係留ロープがきれて向きが変わってしまった船など..
漏電が怖いので通電はせず、エンジンの始動も次回点検後..
昼前に区切りをつけ母港にもどり
移動式クレーンも参加
つづく復旧作業に参加 とりあえず問題のある船体の処置を全員で実施した
被害に遭い、損失が発生された方が多数いた
いったいどんな気象だったのか
風速35m/s
実際の潮位が高い
海の災害恐ろしすぎる

h26.08.12 ご先祖様
港の片付けの予定だったが、ゴミの収集運搬車が手配困難で中断
こうなったら
お盆前に出撃しちょくぜよ
ご先祖様はまだ仏壇に帰ってきてないき..ぶつぶつ
などとつぶやきながら浦戸新橋にさしかかると
爆々
ふっふ、ご先祖様も悪いお人
アンテナを脱着し関門突破
浮遊物をかきわけ沖の魚礁に無事着
「台風11号..」
「良う避難しちょったねや」 ..え?
あなた様は?ひょっとして.. 「..ワタシはハマチですが」
「ファスナーらを開けたのはワシじゃ」 なぜそんなこと?
「わしお丸を生かすためよ」 ご先祖様、注意せえって事かえ?
「そう」 わかった 用心する..
ご先祖様おった
ご先祖様
一杯やろう
台風からわしお丸を救うてくれた

h26.8.20 夏らしい天気に
豪雨の晴れ間の釣行
見るからに怪しい雲行き
果たして釣りはできるのか 
「妙な雲ぜよ」
離岸堤をまわるが危険な波浪はないようだ
天候は曇り 落雷には注意せねば..
「ゴロゴロぴっしゃ〜ん」
わぁっと 脅かすんでない
「うしろにカミナリさん」
えっ、どこ? ... どこにもカミナリ雲はないじゃん
その他、青アジ、カマス、トラギス ハモノはアタリだけで ハリに乗らず
弁当を開け昼食後納竿 場所は警戒して砂ステのみ
早う天気回復して
夏らしい天気に
時計回りに
ブシュカン、ハゲ刺し、ハゲキモ、トラギス皮、トラギス刺し、みょうが、アジ刺し、カマス刺し、ハゲ皮
一番味が良いと感じたのは?...
青アジです
やはり旬のもの

H26.8.31 イカ親父
庭で日曜大工 ギコギコ..コンコン..
よし完成〜
なんですかこれは?
発射台です
物騒な.. ところで何の?
場所はかわり、とある漁港の早朝4:00
赤岡の遊漁船、釣り船第二伸漁丸
釣友のJIN氏のおさそいでイカ漁の出撃にお声がかかったのである 参加者はJIN氏、山m氏、土m氏
発射台はスルメイカの仕掛けプラヅノの投入器 初のイカ漁のため製作した 軽くて安価 きっと活躍することであろう
漁場は出航後南東に真っ暗い中1時間 水深160m すでに漁船が数隻やっている
仕掛けはプラヅノ5本ハリス5号エダス7号オモリ120号 硬調1.8m竿に3号PEと電動リール
早速投入器にプラヅノをセットし船頭合図で投下
船頭には海中のスルメがどこにいるのかがわかるのであろう
指示ダナで止め、見よう見まねでシャクリを入れる
「いよう、わしお丸」
ずっしりとした重みをとらえたところで巻き上げていく
「これからどうなるが?」
じつは以前からイカ釣りに来たら必ずやってみたいことがあった
スルメイカの船上干し
スルメイカを開き内臓を取り去り塩水にさらし真水で塩抜き後水分を拭き取って日光と潮風にあてる
これにまさる食いもんはなかなかないぜよ ふっふ.. いかん、イカ親父になりゆう
したかった事もでき満足で納竿 
船は質実剛健
古めかしく渋い艤装
今度は自分の足で行ってみる?
天気が良ければ行こうか..
また漁のレパートリーが増えた
帰宅後
まずはお刺身
シメサバ、スルメエンペラ、げそ、スルメイカソーメン
エンペラのコリコリ
クチビルに吸い付く、げその吸盤 まだ生きてます
けっこうアニさん居ました
一応除去済 胃に寄生しないことを祈る これがこわくて生が食えるか
清水サバといわれるだけあってうまい
そしてスルメイカの船上干し
これが食えずに死ねるか

わしお丸8年目につづく

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