失敗反省

人間誰しも失敗はある
失敗を経験して強くなる

H19.10.13 アンカー絡み
わしお丸が出撃しだして間もない頃
泉2号−船で掛かり釣りをしていると24ft程の2人乗りのプレジャー艇
が近くにアンカリングし釣り始めた この日はけっこう風もあった
しばらく釣っていたが釣果が思わしくないのかアンカーを回収しはじめた
様子をみているといると艇がだんだんと接近してきた
アンカーロープがわしお丸のと絡んだようだ
とうとう艇同士の舷が接触しそうになると
艇の2人がそれぞれ片足を出して艇同士の激突を回避
ひとりが操船し相方がロープ操作と操船合図でみごと解決
わしお丸は初心者で手も足もでず..
迷惑だったがいい経験ができた
教訓:
・風があれば接近危険
・アンカー絡めば迷惑必至
・相方なしでは入っていくな(先行者がいるところへ)
・衝突は蹴って回避可

H19.10.24 カツオハリス
タイ釣り用のテンビン仕掛けにカツオがヒット
しかしハリス4号10mでアンカーロープに巻き付く
竿片手にロープをたぐりハリスをつかむが
細くて手に食い込みたぐれない
再びロープに巻かれバラシ.. あ〜ぁ
教訓
・アオモノは太ハリス3m迄

H20.6.28 ドライブ艇機関故障
知り合いの24ftドライブ艇
V社の機関を搭載している
蔵で掛かり釣り後エンジンはかかるがギアが入らず
その後わしお丸が艇を回航した
原因はエンジン−アッパーユニット間にある
ユニバーサルジョイントのスプラインが破損
約3年後船体買い替え

H20.10 わしお丸/バッテリーの電圧が低下
ここんところバッテリーの電圧が低下する速度が早い エンジンONしバッテリーに直接テスターを当てると12.2V
メインバッテリーの端子をはずし充電電圧計るとアイドル800rpmで10V、1200rpmで12V、2000rpmで20V
アイドルで10V?...まいっか メインバッテリー交換 新神戸85D26L
H20.11.29 わしお丸/充電してますか
ここんところ連チャンで出港し、しかも天候悪くアンカーウインチ酷使でバッテリーが充電不足気味
メインの充電で精一杯のようでサブの充電がされずエンジン切状態で釣り中に魚探が電圧不足でダウン
最後のポイントでセルがかなり弱い エンジンONしアンカーをかなり無理してあげて納竿
帰港後試しにエンジン切り再度セルを回すとかからない! サブバッテリーとパラで接続してもダメ
あきらめてメイン、サブとも船からはずし自宅のチャージャーで充電実施
H20.12.3 わしお丸/エンジン停止
充電完了し、バッテリー接続 テスト航走を兼ね釣行に出る
沖で5000rpm位で走っていると何の異音、警告もなく突然エンジン停止
エンジンから若干の煙?と焦げるにおいあり すぐその他状態をチェックすると
燃料タンク残量80% メインバッテリー電圧12.2V(魚探表示で)
エンジンオイル量はゲージで100%あり 同よごれ異常なし
エンジンチルトボタンを押してみるがウンともスンとも...
再度セルスタートを試みるがウンともスンとも...
状態をプロ(行きつけのボート屋さん)に携帯でTELし状況を説明すると「ヒューズを確認せよ」とのこと
ヒューズを予備と交換しセルスタート するとエンジンはかかるがまだエンジンが熱いのか煙が結構出る
引火するとまずいので冷めるのを待ってから...で、何とか再発を免れ船溜に帰ってきた
H20.12.4 わしお丸/エンジン停止/原因判明
この日プロにボートまで来てもらい現状確認してもらうとレクチファイアレギュレーターがダメになっていたとのこと
それでヒューズが切れたのか...
H20.12.5 エンジン停止/原因の詳細
レクチファイアレギュレーター放熱板の裏の樹脂で固めた所から火を噴いたような感じで黒く焦げていた
サービスの方によるとこの部品はリコール対象だったようで無償で対策品に交換 これで再発の心配はないとのこと
この部品が納品になってから念のため点検と、消耗品交換のため上架することとする
エンジンオイル交換、エレメント交換、ポンプインペラ交換、エンジンアノード3個交換、ギヤオイル交換を実施して頂いた
エンジンの調整をしてくれていたようでアイドリングと低速運転時の回転がスムーズでバラツキのない状態になっていた
ボート回航中電圧を確認すると常に13.0V以上である 最近は12V台前半の電圧しか見たことがなかった

H21.11 船外機機関故障
故障は知り合いのH船外機45ps4stで時間計は2〜3百時間
中古購入だがほとんど使用していないものだったそうである
フライホイールのマグネットが脱落しタイミングベルトに噛みエンジンの始動が出来なくなったとのこと
天候が急に雨に変わり帰ろうとしたところでエンジンがかからず、大いにあわてたそうである
同じポイントにいた船に笛で救助を求め、その船の母港は宇佐だったそうで「宇佐でいいから..」
と言ったが、わざわざ高知まで曳航してもらった
離岸堤まで曳航してもらったその後セルを回すと偶然エンジンがかかったので自力で帰港している
約4年後船外機買い替え
教訓:
・通常故障しないところが故障する場合もある
・釣行にはケータイ電話必携

h21.10.18 貨物船接近
この日石森近辺において掛かりでノマセをしていた
ネイリなどが調子よく食ってきてごきげんでやっていて
気が付くと高知方面からまっすぐこちらに向け進んでくる貨物船あり
そのままの進路で100m程まで近づいてきたので怖くなり急いでエンジン始動
後進全開で間一髪貨物船進路から退散(3年目より引用) 元いたところを

貨物船が通過
そのままいたらあの船首に激突
わしお丸沈没だったかも
h25.2.24 引き縄船接近
砂ステで掛かり釣りをしていると
左舷方向からライトブルーホワイト2トーンの30ft程の艇がゆっくりこちらへ..
引き縄でサワラを狙っているのであろうスピードは5〜10ノット程か
しかし進路はわしお丸へ向きのまっすぐでこのままだと衝突である
引き縄船はかかり釣りの船の近くを通過することは珍しくないのでそのうち相手が気づき
進路をかえるであろうと思っていたが、さらに接近し恐くなったので竿を置きキャビンに移動
セルをまわしエンジンをかけ進路を見ていたがこちらに向け進路も速度のそのまま.. 危ない!
アンカーロープも仕掛けも降ろしたまま、後進の全開で回避運転をした 「ぐおーーーーん」
接近距離10m前後だったか.. (6年目より引用)
引き縄船は要警戒
教訓:
・石森は航路
・警笛艤装は必須
・掛かっても見張り
・接近船を見たらエンジンON
・すぐ警笛吹鳴
・すぐ回避運転
・自分は小舟で見られていない

h25.9.21 港内・引き波
仁井田ボートパークで見かけた風景
ん?
これはいかんろぅ 
教訓:
・港内スロー
・人は見てますあなたの行動

H26.7.12 横切り船ヒヤリハット
PM12:03A船(わしお丸船外機船7m0.9トン)は浦戸大橋下でしていたタコ釣りをやめ帰港しはじめる
PM12:08A船は港に向かうため航路から離れ、速度18ノットで裸島前を通過したところで
左舷前方に横切り船の関係になるウエイクをしているB船(ボート長さ約7m)を発見した
A船にはB船の速度は約20ノットで、その船尾にロープを伸ばし、その先に人がいるのが見えた
A船は横切り関係になったB船に気づいても針路速力を保持して航行を継続した
B船は横切り関係になったA船を、針路を右に転じて避航しようとしなかった
その後A船は停船やその他の回避行動をすることもできたが、針路速力を保持して航行を継続した
その後A船はこのままではB船と衝突の危険があると考え音響警告のホーンを鳴らし続けた


A船とB船は互いに接近し衝突直前でB船が減速し、衝突は免れた
A船とB船が同時に減速した場合は衝突していた可能性がある
A船が減速することなく、針路も変えなかったため衝突は免れた
B船はホーンがなるまでA船の接近に気づかず、ホーンが鳴り始めて衝突の危険に気づき
減速して回避しようとした可能性がある
海上交通ルール
教訓:
・島影・船影は見通しの効かない曲がり角同様減速必要
・ウエイクを早めに発見、やっていたら迂回せよ
・危険ならすぐホーン(避航側の相手へ)

h26.08.10 台風・避難
強い台風11号が襲来するので、先日船体を仁井田ボートパークへ避難させていた
台風は前日夜中に猛威をふるった 夜中に自宅に打ち付ける豪雨と強風で時々目が覚めた
翌日台風が過ぎ、避難していた仁井田から船体を戻すこととした
妻に自家用車で送迎してもらう途中、回送先の様子を確認するため一旦下車し防潮堤の階段をあがる
港は

大事になっていた
回送は中止 一旦、自宅に戻り妻を下ろし、はやる気をおさえつつ仁井田へむかう
到着後、台風前に係留した正常に浮いている船影を見つけ一安心 しかし..
近づくと後部のオーニングが不自然にヒラヒラ..
そばまで来るとなんとファスナーが全開 閉めちょったのになんで? 強風の仕業か
見事にコンソールが水洗いされて.. あ〜あ無線機も水洗い これは再起不能かモ
よーく見て思い返すといろいろ吹き飛ばされて無くなっているのに気づく
物入れのフタがなぜかなくなっている まさか風で飛散?
のぞくと中にバスタブのごとく水がたまっちゅう バケツで水替え実施 最悪は転覆やったぜよ
周囲を見るとオーニングがズタズタの船、係留ロープがきれて向きが変わってしまった船など..
漏電が怖いので通電はせず、エンジンの始動も次回点検後..
昼前に区切りをつけ母港にもどり
移動式クレーンも参加
つづく復旧作業に参加 とりあえず問題のある船体の処置を全員で実施した
被害に遭い、損失が発生された方が多数いた
いったいどんな気象だったのか
風速35m/s
実際の潮位が高い
海の災害恐ろしすぎる
教訓
・上架より浮き桟橋
・避難を怠けたら浸水・転覆
・浸水した船は吊り上げ不可(無理すりゃ破損)
・2連台風の小さいのがこわい
・台風の目が遠くても要警戒
・台風前キャビンデッキ片付け
・ 〃  オーニング縛る
・ 〃  物入れフタ施錠


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